「 consumerism 」の語源

1922年、「消費者の利益を守ること」という意味で使われ始めました。これは、consumer（消費者）と-ism（主義）を組み合わせたものです。また、20世紀中頃には、capitalism（資本主義）の代わりに使われ、西側の消費者主導の経済システムを、国家中心のソビエトcommunism（共産主義）と対比させるための言葉としても用いられました。1960年までには、「経済政策としての消費促進」という意味合いに変わっていきました。関連語として、Consumerist（消費主義者、1965年名詞・1969年形容詞）が登場しています。

Coined words are often spurious. When assayed they lack the pure gold of true meaning. But here is one, minted by an engineer named Sidney A. Reeve, which looks like legal tender. As the bank tellers say, it stacks. The word is "Consumerism." [Collier's, March 1, 1924, quoting the magazine's editorial of June 3, 1922]

作られた言葉はしばしば虚偽のものです。本当の意味という純金が欠けていることが多い。しかし、ここには、シドニー・A・リーブというエンジニアによって鋳造された、まるで法定通貨のように見える言葉があります。銀行の窓口で言うように、それは積み重ねられるのです。その言葉が「Consumerism」（消費主義）です。[コリアーズ、1924年3月1日号、1922年6月3日号の編集部からの引用]