14世紀初頭、「鎖帷子の下に着るキルティング素材」を意味するstuffeは、古フランス語のestoffe(現代フランス語ではétoffe)から来ており、「キルティング素材、家具、食料」を意味していました。この言葉は、estoffer「装備する、備蓄する」という動詞から派生したもので、その起源は不明です。フランスの資料によれば、古高ドイツ語のstopfon「詰める、詰め物をする」や、関連するフランク語の単語(stop (v.)を参照)から来ているとされていますが、オックスフォード英語辞典はこれに対して「強い異議がある」としています。
この言葉の意味は、さまざまな職業で使う「作業用の素材」(約1400年頃)や、「軍事物資や補給品」(15世紀初頭)へと広がり、さらに「一般的な商品や所持品、動産」(15世紀中頃)、さらには「食料や食糧品」とも解釈されるようになりました。
「特定の種類の物質や概念、物理的または抽象的なものを指す一般的な表現」としての用法は、15世紀中頃に確認されています。1550年代には「人の本質、性質を表す比喩的な意味」で使われるようになり、1580年代には「物の構成要素や本質」を指すようになりました。
1570年代からは「無価値な考えや意見」を意味するようになり、特にstuff and nonsense(1749年、フィールディングによる)のように使われました。「麻薬、ドラッグ」という意味は1929年から確認されています。また、know (one's) stuff「その分野に精通している」という表現は1927年に記録されています。