14世紀半ば、occupienは「占有して保持する」「空間や時間を占める、誰かを雇う」といった意味で使われました。この言葉は古フランス語のocuperやoccuper(13世紀)から不規則に借用されたもので、さらに遡るとラテン語のoccupare「奪い取る、占有する、支配する」に由来します。このラテン語は、ob(「上に」、ob-を参照)と、強調形のcapere(「つかむ、奪う」)から成り立っており、さらにその語源は印欧語根*kap-(「つかむ」)に辿れます。
英語のこの単語の最後の音節は説明が難しいですが、記録に残る限り古くから存在し、アングロ・フランス語での変化が影響している可能性があります。16世紀から17世紀にかけて、この言葉は「性交渉を持つ」という一般的な婉曲表現として使われるようになり(この意味は15世紀初頭から確認されています)、その結果、礼儀正しい場面では使われなくなりました。
"A captaine? Gods light these villaines wil make the word as odious as the word occupy, which was an excellent good worde before it was il sorted." [Doll Tearsheet in "2 Henry IV"]
「キャプテン?神の光よ、これらの悪党どもはその言葉を、以前は素晴らしい言葉だったoccupyのように忌まわしいものにするだろう。」[『ヘンリー四世 第2部』のドール・ティアシート]
同時期に、occupantは「売春婦」を意味することもありました。関連語として、Occupiedやoccupyingがあります。