「 spessartite 」の語源

マンガンガーネットは1853年に名付けられましたが、それ以前はspessartine（1837年）と呼ばれていました。この名前はフランス語のspessartine（1832年）から来ており、バイエルン州のSpessartという山岳地帯で発見されたことに由来しています。

Common garnet generally contains manganese as a component ; which is observable in the colour of the globule that results from melting it with soda. One variety, which contains no lime, has been called spessartine, from its locality, Spessart. ["Conversations on Mineralogy," 1837]

一般的なガーネットはマンガンを含むことが多く、そのためにソーダと一緒に溶かした際にできる球体の色で確認できます。石灰を含まない一種は、その産地であるSpessartから名付けられたspessartineと呼ばれています。["鉱物学についての対話," 1837年]

この地名は「キツツキの森」を意味すると言われており、古高ドイツ語のspeht（「キツツキ」）とhard（「森、森林の高地」）から来ています。