14世紀後半に登場した spongen は、「スポンジで吸い取る」という意味で、他にも「スポンジで掃除する」や「拭く」といった使い方もありました。これは sponge(名詞)から来ていて、ラテン語の spongiare も影響しているかもしれません。また、1881年からは「スポンジを潜って採る」「スポンジが生えている場所で集める」という自動詞の意味も使われるようになりました。関連語としては Sponged(過去形)、sponging(現在分詞)があります。
「誰かから(何かを)だまし取る」というスラング的な意味は1630年代に登場し、「寄生虫のように他人に頼って生きる」「他人の犠牲で生活する」という自動詞の意味は1670年代から確認されています。特に live upon the sponge(「寄生するように生きる」)という表現は1690年代に見られます。sponger(名詞)は「他人に寄生して生きる人」を指し、これも1670年代に使われ始めました。最初は被害者が sponge(1620年代)と呼ばれていたのですが、それはその人が「絞られる」存在だったからです。Sponge(名詞)が「価値のあるものを取り出せる対象」という一般的な意味で使われるようになったのは1600年代です。そして、Sponge(名詞)が「寄生虫」を指すようになったのは1838年で、これは元の意味を逆転させたものです。