約1400年、「落ち葉、藪、枝などの焚き付けとして使われるもの」や「価値のないもの、役に立たないもの」を指す言葉として使われ始めました。また、「廃棄物、ゴミ、くず」や「壊れたり、ぼろぼろになったりしたもの、ぼろ服」といった意味でも使われました。14世紀中頃のロンドンのギルドホールの在庫や帳簿には、trasshnaylesという言葉が記載されており、おそらく同じような意味で使われていたものの、その具体的な意味は不明です。この言葉はおそらくスカンジナビア語に由来しており(古ノルド語のtros「ゴミ、落ち葉や枝」、ノルウェー方言のtrask「材木、ゴミ、荷物」、スウェーデン語のtrasa「ぼろ、ぼろ切れ」と比較)、しかし最終的な起源は不明です。英語では13世紀後半から姓としても使われています。
1540年代には、価値のない文章や考えを指すようになりました。1604年には、特に「オセロ」において、教養のない人々や集団を指す言葉として使われるようになり、1831年にはアメリカ南部の貧しい白人を指す言葉として特に使われるようになりました。スカンジナビア語の単語も「だらしない人間や価値のない奴」という意味で使われることが多いです。
1906年からは、家庭のゴミや廃棄物を指す言葉として使われるようになりました(アメリカ英語)。Trash-canという言葉は1914年から証明されています。誰かや何かをtrash-talkするという表現は1989年から使われるようになりました。