「 ABBA 」の語源

スウェーデンのポップ音楽グループで、1972年に結成されました。グループ名は1973年から使われており、メンバー4人の名前の頭文字を取ったものです。具体的には、アンニ＝フリッド・リンドストレム、ビョルン・ウルヴァース、ベニー・アンダーソン、アグネタ・フェルツコグの名前から来ています。

聖書における栄誉の称号であり、文字通り「父」を意味し、神への呼びかけとして使用され、ラテン語の abba、ギリシャ語の abba、アラム語（セム語）の abba「父、私の父」、強調形の abh「父」から来ています。また、シリア語とコプト語の教会でも称号として使われています。

It is used in the New Testament three times (Mark xiv. 36, Rom. viii. 15, Gal. iv. 6), in each instance accompanied by its translation, "Abba, Father," as an invocation of the Deity, expressing close filial relation. Either through its liturgical use in the Judeo-Christian church or through its employment by the Syriac monks, it has passed into general ecclesiastical language in the modified form of abbat or abbot .... [Century Dictionary]

新約聖書では三度使用されており（マルコによる福音書14章36節、ローマ人への手紙8章15節、ガラテヤ人への手紙4章6節）、各場合においてその翻訳「アッバ、父」と共に神への呼びかけとして使用され、親子の密接な関係を表現しています。ユダヤ・キリスト教会での典礼的な使用やシリア語の修道士による使用を通じて、修正された形のアッバットやアボットとして一般的な教会言語に入っていきました・・・・ [Century Dictionary]