1570年代には「大きな膨らませた革のボールを投げたり、打ったり、蹴ったりして遊ぶゲーム」を指し、1590年代にはそのボール自体を意味するようになりました。この言葉はイタリア語の pallone(「大きなボール」)から来ており、さらに遡ると palla(「ボール」)という言葉に由来します。これはゲルマン語系の言葉に近く、ロンバルディア語の palla(原始ゲルマン語の *ball-、印欧語族の語根 *bhel-(2)「吹く、膨らむ」に由来)から派生しています。さらに -one という接尾辞が付いており、これは「大きさ」を示すものです。
この英語の単語は、おそらくフランス語の ballon(16世紀)からも部分的に借用されており、イタリア語の pallone から balle を経て変化したものです。また、-oon も参照してください。
「熱した空気や(後に)水素やヘリウムで満たされた袋や空洞が大気中で浮かぶ」という意味は1784年、モンゴルフィエ兄弟の飛行にちなんでいます。おもちゃとしての空気やガスで膨らませた袋としては1858年から使われ始めました。また、「漫画の彫刻に言葉を含む輪郭」という意味での使用は1844年から見られます。Balloon-frame(名詞)は「軽い木材を組み合わせて建物の骨組みを作る構造」を指し、1853年に登場しました。