13世紀初頭に、cloystreという言葉が登場しました。これは「修道院や女子修道院、宗教的な隠遁生活を送る場所」を意味し、古フランス語のcloistre(12世紀には「修道院、女子修道院、囲い」を意味し、現代フランス語ではcloître)から派生しています。この言葉は中世ラテン語のclaustrum(「修道院の信者立ち入り禁止区域」)に由来し、さらに遡るとラテン語のclaustrum(通常は複数形のclaustra、「閉ざされた場所、囲い; バー、ボルト、閉じる手段」)から来ています。これは動詞claudere(「閉じる、閉ざす」)の過去分詞語幹から派生しています(詳しくはclose (v.)を参照)。
「クローイストの本来の目的は、修道士たちが運動やレクリエーションを楽しむ場所を提供することでした」と『センチュリー辞典』にも記されています。フランス語での綴りはcloison(「仕切り」)から影響を受けています。古英語ではclustorやclausterという言葉が使われており、これは「監獄、鍵、障壁」といった意味で、ラテン語から直接借用されたものです。同じ語源から、オランダ語のklooster、ドイツ語のKloster、ポーランド語のklasztorなども派生しています。
1300年頃から英語では「修道院の建物や大聖堂の壁に沿って続く屋根付きの歩道」を指すようになり、14世紀後半には「開放的な中庭を囲む柱廊」という一般的な意味でも使われるようになりました。