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ecto- 」の語源

ecto-

この語形成要素は一般的に「外側の、外部の」という意味を持ち、母音の前では ect- という形で使われます。これは、ギリシャ語の副詞 ektos(「外側に、外へ;自由に;免除されている」、entos に対して)からラテン語化された形で、ギリシャ語では ektomē(「切り出すこと」)のように複合語を作るのに使われていました。この要素は、ギリシャ語の ekex(「外へ」)に関連しており、印欧語根 *eghs(「外へ」)から派生しています(詳しくは ex- を参照)。

ecto- 」に関連する単語

「多細胞動物の外層の細胞または外膜」を意味する言葉で、1853年に ecto--derm を組み合わせて作られました。この言葉を作ったのは、プロイセンの胚発生学者ロベルト・レマック(1815-1865年)です。関連語として Ectodermal(外胚葉性)があります。

1883年にはアメーバに関して「細胞の外部原形質」を意味し、1901年には霊魂に関して使われるようになりました。この言葉は、ecto-(外部)と-plasm(原形質)を組み合わせたものです。関連語としてはEctoplasmic(エクトプラズミック)があります。

この語形成要素は、英語では通常「外へ」「〜から」といった意味を持ちますが、「上へ」「完全に」「奪う」「〜なしで」「以前の」といった意味でも使われます。ラテン語の ex(「外へ」「内から」「それ以来」「〜に従って」「〜に関して」などの意味)に由来し、これは印欧語族の *eghs(「外へ」)から来ています。この語根は、ガリア語の ex-、古アイルランド語の ess-、古教会スラヴ語の izu、ロシア語の iz などにも見られます。また、ギリシャ語の同根語 exek からも影響を受けている場合があります。印欧語の *eghs には比較級 *eks-tero や最上級 *eks-t(e)r-emo- が存在しましたが、英語ではしばしば e- に短縮され、特定の子音(-b--d--g--i--l--m--n--v-)の前で使われるようになりました。例えば、elude(逃れる)、emerge(現れる)、evaporate(蒸発する)などがその例です。

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