1610年代、「遊びやスポーツに関する」という意味で使われていましたが、現在ではほとんど使われていない意味です。この語はラテン語の ludicrus(「遊び好きな」という意味)から来ており、これは古フランス語の ludicre にも影響を与えました。さらに遡ると、ludicrum(「楽しみ、ゲーム、おもちゃ、楽しみの源、冗談」)という言葉があり、これは ludere(「遊ぶ」)という動詞から派生しています。
この動詞は、ラテン語の ludus(「ゲーム、遊び」)と共に、印欧語族の語根 *leid- または *loid-(「遊ぶ」という意味)から来ています。おそらく文字通りには「頻繁に放つ」という意味だったと考えられており(de Vaanによる)、この語根は中世アイルランド語の laidid(「推進する」)、ギリシャ語の lindesthai(「競い合う」)、lizei(「遊ぶ」)、アルバニア語の lind(「生む」)、lindet(「生まれる」)、古リトアニア語の leidmi(「私は放つ」)、リトアニア語の leisti(「放つ」)、laidyti(「投げる」)、ラトビア語の laist(「放つ、出版する、動かす」)など、さまざまな言語に見られます。
「ばかげた、嘲笑や冗談を引き起こす可能性がある」という意味での使用は1782年から確認されています。関連語として、Ludicrously(ばかげたほど)、ludicrousness(ばかげたこと)が挙げられます。