14世紀後半、「制限のない、自由な;完全な、完璧な、不完全さのない」の意味で、また「他の何かに対して相対的でない」(15世紀中頃)という意味でも使われます。これはラテン語のabsolutus、absolvere「解放する、無罪にする;完了させる、終わらせる;分離する」の過去分詞形から来ており、ab「離れて、Away from」(参照:ab-)と、solvere「解放する、結びつきを解除する、離す」の語幹から派生しています。これはPIE *se-lu-、再帰代名詞*s(w)e-(参照:idiom)と語根*leu-「解放する、分ける、切り離す」から来ています。
意味の進化は「切り離された、 disengaged」から「完璧、純粋」へと変わった可能性があります。「専制的な」という意味(1610年代)は「地位において絶対的な」という概念から来ており、absolute monarchyは1735年に記録され、absolute kingは1610年代に記録されています。文法的な意味は14世紀後半からです。
Absolute magnitude(1902年)は星が10パーセク(または32.6光年)離れたところで持つ明るさを指し、科学的なabsolute valueは1907年からです。形而上学における名詞としてのthe absolute「無条件または制限のないもの;相対的でないもの」は1809年からです。