「種の衰退の研究」という言葉が使われ始めたのは1876年のことです。これはギリシャ語のgēras（属格gēratos）「老齢」、つまり「老化」を意味する言葉（geriatricを参照）と、学問を表す接尾辞-logyを組み合わせたものです。関連する用語としてGeratologicがあります。
I have adopted this new term with considerable hesitation and doubt, and have only done so under the pressure of necessity. In no other way can I better convey my conviction that there is a traceable correspondence between all manifestations of decline in the individual and in the group to which the individual belongs, which may, like embryology, be used inductively in reasoning upon the probable affinities of animals. [A. Hyatt, paper on "Genetic Relations of Stephanoceras," read June 7, 1876, published in Proceedings of the Boston Society of Natural History, vol. xviii, 1877]
私はこの新しい用語を、かなりのためらいと疑念を抱きながら採用しました。そして、それは必要に迫られてのことです。個体の衰退と、その個体が属する集団の衰退のすべての現れには、追跡可能な対応関係があると私は確信しています。この関係は、胚発生学のように、動物の可能性のある系統を推論する際に帰納的に利用できるものです。[A. Hyatt, 「Stephanocerasの遺伝的関係」に関する論文、1876年6月7日発表、1877年に『ボストン自然史協会紀要』第18巻に掲載]
