「 gizmo 」の語源

1886年に登場した gadjet（ただし、オックスフォード英語辞典の寄稿者によれば1850年代から使われていた可能性がある）、これは船乗りたちのスラングで、船の小さな機械部品や名前を忘れたり知らなかったりするものを指す言葉です。おそらくフランス語の gâchette（15世紀）「機械の受け金」から来ていると考えられ、これは gâche「鍵の釘」の縮小形です。オックスフォード英語辞典（第2版印刷版、1989年）では、gauge からの派生は「ありえない」とされています。

また、thingumajigは1824年に登場した言葉で、thing（名詞）の任意の拡張形として使われ、話者が名前を挙げられない、または特定できないものを指します。実際、Thing（名詞）は12世紀から、他の言葉や未知の言葉の代わりに使われる一般的または意味のない言葉として用いられてきました。

同様の意味で比較できるのは、kickumbob（1620年代）、thingum（1680年代）、thingum-thangum（1670年代）、thingumbob（1751年）、thingummy（1796年）などです。他にも、thingamy、thingummarie、thing-a-merry、jigamaree（1824年）、such-a-thing（1756年）などがあり、ゴールドスミスは架空の動物を指すのにwhangamを使っています。