15世紀中頃、スコットランドで使われた gouf という言葉は、一般的に中期オランダ語の colf や colve(「棒、クラブ、バット」を意味する)からの変化と考えられています。これは原始ゲルマン語の *kulth- に由来し、同じ語源からは古ノルド語の kolfr(「鐘の舌」)、ドイツ語の Kolben(「メイス、クラブ、銃の尻」)なども派生しています。このゲーム自体は14世紀から存在しており、最初にこの言葉が登場するのは、1457年にスコットランドで制定された禁止ゲームに関する法律(この中では fut-bol と共に言及されており、後の条例では「王国のどこでもフットボール、ゴルフ、またはその他の無益なスポーツが行われてはならない」と定められています [Acts James IV, 1491, c.53])です。インターネットで見かけるかもしれませんが、「ゴルフ」は頭字語ではありません(この誤解が広まったのは1997年以降のようです)。Golf ball(ゴルフボール)は1540年代から確認されており、モーター付きの golf-cart(ゴルフカート)は1951年から使われるようになりました。また、Golf widow(ゴルフ未亡人)という表現は1890年から見られます。
Oh! who a golfer's bride would be,
Fast mated with a laddie
Who every day goes out to tee
And with him takes the caddie.
["The Golf Widow's Lament," in Golf magazine, Oct. 31, 1890]
Oh! who a golfer's bride would be,
Fast mated with a laddie
Who every day goes out to tee
And with him takes the caddie.
[「ゴルフ未亡人の嘆き」、Golf magazine, 1890年10月31日]