15世紀初頭、indenten、endentenという言葉は、「切り込みを入れる」「何かにギザギザの外観を与える」といった意味や、「法的な契約書を作成する」「正式な合意を文書化する」といった意味で使われていました。これは古フランス語のendenter(12世紀)から派生したもので、「切り込みを入れる」「ギザギザの縁を与える」といった意味を持っていました。また、中世ラテン語のindentare(「歯をつける」「切り込みを入れる」という意味)から直接借用された言葉でもあります。このラテン語は、in-(「中に」「上に」などの意味で、印欧語根*en「中に」から派生)と、ラテン語のdens(属格dentis、「歯」を意味し、印欧語根*dent-「歯」から派生)を組み合わせたものです。
An indented document was usually, if not always, written in two or more identical versions. Orig. these were written on a single sheet of parchment and then cut apart along a zigzag, or 'indented' line. Each party to the agreement retained one copy, which he could readily authenticate by matching its serrate edge with that of another copy. [ Middle English Compendium]
インデンテッド文書は、通常、同一の複数のバージョンが作成されました。元々は、これらは一枚の羊皮紙に書かれ、その後ジグザグの「切り込みを入れた」線に沿って切り離されました。契約の当事者はそれぞれ一部を保持し、そのギザギザの縁を他のコピーと照合することで、簡単に真正性を確認できました。[Middle English Compendium]
「印刷において白スペースを挿入してテキストを内側に押し込む」という意味での使用は1670年代に初めて確認されました。関連語として、Indented(14世紀後期)、indentingがあります。