「何かを成し遂げるために行動する、働く、努力を注ぐ」という意味のこの言葉は、古英語の wyrcan(過去形 worhte、過去分詞 geworht)に由来し、「準備をする、実行する、作る、構築する、労働や技術で生み出す、そして追求する」という意味を持っていました。これは、原始ゲルマン語の *wurkjanan から派生しています。また、古英語の wircan(マーシア語方言)も「機能する、動作する、物事を進める」という意味で使われ、原始ゲルマン語の名詞 *werkan- から比較的遅くに派生した二次動詞です(詳しくは work (n.) を参照)。
古英語では「肉体労働をする、奉仕や地味な作業を行う」という意味や、「自分の職業に従事する」「創造的な力を発揮し、創造者となる」という意味もありました。
「物理的な物質を望ましい状態や形に練り上げる、操作する」という他動詞の意味も古英語に存在しました。「期待される効果や望ましい結果を得る」という意味は14世紀後期から見られます。関連語として、Worked(15世紀)、wrought、working があります。
「逆らって働く、妨害しようとする」という意味の work against は14世紀後期から使用され、「自分の思い通りに進める、成功させる」という work one's way は14世紀初期から見られます。また、「挿入する、導入する、ある物質に他の物質を混ぜ込む」という work in は1670年代に登場し、その後「繰り返しの努力によって物事を浸透させる、入り込ませる」という比喩的な意味も持つようになりました。
「殴る、叩く」という意味の work over は1927年から使われるようになり、名詞の working-over は1960年に登場しました。