1610年代には、詩的な表現として「磁石の特性を持つ」という意味で使われていました(ジョン・ダンの作品など)。1630年代からは比喩的に「引きつける力を持つ」という意味でも使われるようになりましたが、ダンの詩もそのような解釈を含んでいます。この言葉は、近代ラテン語のmagneticusから派生し、ラテン語のmagnes(magnetを参照)に由来しています。「磁石に引き寄せられることができる」という意味は1837年に確認されました。関連語としては、1580年代のMagnetical(磁気の)、1786年のmagnetics(磁気学)などがあります。
She, that should all parts to reunion bow ;
She, that had all magnetic force alone
To draw and fasten sunder'd parts in one ;
She, whom wise Nature had invented then,
When she observ'd that every sort of men
Did in their voyage, in this world's sea, stray,
And needed a new compass for their way ;
[Donne, "An Anatomy of the World"]
彼女は、すべての部分が再び結びつくように導くべき存在であり;
彼女は、孤独にすべての磁力を持ち、
引き離された部分を一つに引き寄せ、固定する力を持っていた;
彼女は、賢い自然がその時に創り出した存在であり、
すべての人間がこの世界の海を旅する中で迷い、
新しい羅針盤を必要としているのを見て、
彼女を必要とすることを理解したのだ;
[ダン『世界の解剖』]