「 maraschino 」の語源

1778年、「チェリーリキュール」、特にダルマチアのザダル周辺で生産されるマラスカチェリーから蒸留または風味付けされたリキュールを指します。これはイタリア語のmaraschino、「marasca（苦い黒いチェリー）のジュースから作られた強く甘いリキュール」の短縮形で、amarascaから来ています。さらに遡ると、amaro（「苦い」）がラテン語のamārus（「酸っぱい」）に由来し、これは印欧語根の*om-（「生の、苦い」）から派生しています。このルーツはサンスクリット語のamla-（「酸っぱい、酸」）、古ノルド語のapr（「鋭い、冷たい」）、古英語のampre（「酸っぱいもの」）にも見られます。

They however have excellent Marasche, a kind of cherry, the nut of which gives a particular flavour to the spirituous liquor known by the name of Maraschino, of which a great quantity is distilled in Dalmatia, and especially at Zara by the Signori Carseniga. [Alberto Fortis, "Travels into Dalmatia," London, 1778]

彼らは素晴らしいMarascheを持っています。これは一種のチェリーで、その実がMaraschinoとして知られる蒸留酒に特有の風味を与えます。このリキュールはダルマチア、特にザダルでカーセニガ氏によって大量に蒸留されています。[アルベルト・フォルティス、「ダルマチアへの旅」、ロンドン、1778年]

Maraschino cherry、本物または模造のマラスキーノで保存されたものは、1894年に証明されています。