インドの料理またはそれに使われるソースの一種、1590年代(carrielとして)、ポルトガル語のcarilおよびその複数形carisを通じて英語に取り入れられ、最終的には南インド(ドラヴィダ)語族のさまざまな言葉が、中世カンナダ語、中世タミル語、マラヤーラム語のkariを含む混合から派生し、しばしば「黒い色」または「焦げたもの」を示し、したがって香辛料や肉に広く適用された。現代インド料理では、「カレー」はターメリックを主要成分とするスパイスブレンドを指し、ターメリックを含まないスパイスブレンドはmasalaと呼ばれる。
1680年代までに、インド以外のエキゾチックでスパイシーなソース(タイカレー、インドネシアカレーなど)に拡張された。「カレーで風味をつける」という動詞は1839年までに。インド風にスパイスを加えたヨーロッパの料理、1747年のイギリス英語で。ソースを作る際に使用されるスパイスブレンドとして、1780年。
Murraya koenigiiまたはBergera koenigiiはカレーの木と呼ばれ、1822年までに英語で南インドの言語の一つを通じて。植物のkariの名前は葉の黒さから来ている(木のサンスクリット語の名前krshnaneembapatram「黒いニームの葉」と比較)。
中世英語のcurry, cury, curye, etcは「料理; 料理技術; 調合」(14世紀後半)を意味し、ドラヴィダ語やその最終的な英語への採用とは無関係。この言葉は古フランス語のqueverie「料理; 料理技術」から、最終的にはラテン語のcoquus「料理人」から来ている。
Bot folk a cury may miscuke, that knawledge wantis,
And has na colouris for to cover thair awne kindly fautis
[William Dunbar, Treatis of the Twa Mariit Women and the Wedo, ca. 1508]
Bot folk a cury may miscuke, that knawlege wantis,
And has na colouris for to cover thair awne kindly fautis
[ウィリアム・ダンバル、『Twa Mariit Women and the Wedo』、約1508年]