白っぽい金属元素、1755年、この名前はスウェーデンの鉱物学者アクセル・フォン・クロンステット(1722-1765)によって1754年にスウェーデン語のkopparnickel「銅色の鉱石」(最初に得られたもの)を短縮したもので、ドイツ語のKupfernickelの半翻訳、文字通り「銅のゴブリン」からKupfer(copperを参照)+ Nickel「ゴブリン、いたずら者、愚か者」(男性名Nikolaus.の愛称形)から。
ヤコブ・グリムはこれがnixieの源から来ていると示唆しており(pumpernickelと比較)、後のドイツの資料(クルーゲなど)はこのドイツ語をSt. Nicholasおよび彼の日に関する習慣と結びつけている(Krampusを参照)。また、英語のOld Nick「悪魔」とも比較される(Nickを参照)。しかし、この言葉の最初の使用は愚か者や軽蔑すべき人物だけを指しており、超自然的な存在を指すものではない。OED(第2版、1989年)によれば、この鉱石は銅に似ていたが銅を生まなかったため、鉱夫によってそう呼ばれた。fool's gold「鉄鉱石」を意味するものと比較。
「ニッケルの一部を含む硬貨」の意味は1857年からで、米国が古いかさばる銅のペニーを置き換えるためにニッケル製の1セント硬貨を導入した時期に始まった。5セント硬貨(元々は1部がニッケル、3部が銅)は1883年からこのように呼ばれるようになった;それ以前の通貨では銀のhalf-dimesがこれに使われた。
nickel-and-dime(誰かを)「些細な出費の蓄積によって(誰かを)貧しくするまたは貧しく保つ」という意味は1964年からで、nickels and dimes「非常に少額のお金」は1893年から証明されている。