13世紀後半、「歩行における一歩」、また「運動の速度;歩行における足が一回の動作で移動する距離」を意味し、古フランス語のpas「一歩、歩幅、跡」、およびラテン語のpassus、passum「一歩、歩幅、足取り」の名詞用法、pandere「(足を)伸ばす、広げる」の過去分詞形から直接派生し、PIEの*pat-no-、鼻音化した変種形のルート*pete-「広げる」からおそらく来ている。
また、14世紀後半からは、大人の足が歩行中に自然に移動する距離を表す曖昧で変動のある線形測定値としても用いられた。いくつかの場所や状況では、歩行中にどちらかの足が離れた場所から、同じ足が再び着地する場所までの距離(great pace)として計測され、通常は5フィートまたはそれより少し短い。単一のステップの歩幅(military pace)は約2.5フィートである。
keep pace(with)「同じ速度を維持する、同等のペースで進む」は1580年代から。Pace-setter「ファッションのトレンドを築く人」は1895年までに登場し、文字通りの意味も持っていた。
It is customary for the contractor to employ some expert as a pace setter. A man who can thin an acre of beets a day commands as high as $2.00 per day as a pace setter. The other employees are paid in the proportion their work bears to that of the pace setter. The weak, lazy and unskillful get the smallest wage. Besides that the contractor runs a commissary department and feeds the gang. They sleep in tents or in the shade of trees near where they work. [report on Oxnard, Calif., beet harvesting in "The Louisiana Planter and Sugar Manufacturer," May 13, 1899]
契約者がペースセッターとして専門家を雇うのが常である。一日で1エーカーのビートを薄くすることができる男は、ペースセッターとして1日あたり最高で2.00ドルを指示する。他の従業員はペースセッターの仕事に対する割合で給料を支払われる。弱者、怠惰な者、そして不器用な者は最小の賃金を得る。それに加えて、契約者は食料供給部門を運営し、作業員に食事を提供する。彼らはテントや作業場所の近くの木の陰で眠る。[「The Louisiana Planter and Sugar Manufacturer」、1899年5月13日付け、オクスナード、カリフォルニア州のビート収穫に関する報告書より]