「 paranoiac 」の語源

1600年頃、「精神病にかかっている、狂気に陥っている」という意味で使われ始めました。これはフランス語の maniaque（14世紀）から来ており、さらに遅いラテン語の maniacus、ギリシャ語の maniakos、そして mania（maniaを参照）に由来しています。最初はフランス語の形で借用されました。1727年からは「狂気に関する」という意味で使われるようになりました。この名詞形、「狂気にかかっている人、狂人」は1763年に形容詞から派生して証明されています。

「比較的明確な範囲の体系的な妄想を特徴とする精神障害」、1848年（以前は paranoea 1811年）、ギリシャ語の paranoia 「精神的混乱、狂気」から、paranoos 「精神的に病んだ、狂気の」から、para- 「隣に、超えて」（para- (1)を参照）+ noos 「心」、その起源は不確かです。

FOR several years frequent descriptions have been given in the foreign journals, especially German and Italian, of the forms of insanity designated by the names Paranoia, Verrücktkeit, and Wahnsinn. ["Paranoia — Systematized Delusions and Mental Degenerations," J. Séglas (transl. William Noyes), 1888]

数年間、特にドイツ語とイタリア語の外国のジャーナルでは、Paranoia、Verrücktkeit、および Wahnsinnという名前で指定された精神病の形態について頻繁に記述がなされてきました。["Paranoia — Systematized Delusions and Mental Degenerations," J. Séglas (transl. William Noyes), 1888]

この病的状態は以前から注目されていたようです。中世英語の医学文書には、「疑い深さの病理学的または妄想的状態」を表す suspecioushed（「疑い深さの状態」）があります（15世紀初頭）。