「斜角等辺平行四辺形」という幾何学的な図形の名前は、1570年代にフランス語のrhombeから来ており、これはラテン語のrhombus、「魔法使いの円」を意味する言葉に由来しています。このラテン語の単語は、魚の一種を指すこともあり、後期ラテン語では幾何学的な意味も持つようになりました。さらに遡ると、ギリシャ語のrhombos、「円運動、回転運動」「こま」「魔法使いが使う魔法の車輪」「タンバリン」などを意味する言葉が起源です。この言葉はまた、幾何学的な「ひし形」や、平たい魚の名前としても使われていました。
ウォトキンスは、この言葉をrhembesthai、「回転する、渦巻く」という動詞から引いています。この動詞は、印欧語根*wrembh-、さらに*werbh-「回す、ねじる、曲げる」(古英語のweorpan「投げ捨てる」の語源でもあります)に由来し、最終的には*wer- (2)「回る、曲がる」(versusを参照)という語根にたどり着きます。しかし、ビークスはrhombosをrhembomai「回り回る、さまよう、ぶらぶらする、無作為に行動する」という動詞に結びつけています。この解釈は「ずっと後に証明されたもの」であり、明確な語源は不明です。
一般的には、ひし形のような物体を指す言葉として使われています。関連語としてRhombic(ひし形の)が挙げられます。