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stick-in-the-mud」の意味

頑固者; 保守的な人; 動かない人

stick-in-the-mud 」の語源

stick-in-the-mud(n.)

「古い頑固者」や「遅い人、重要でない人」という意味の口語表現で、1852年に使われ始めました。この言葉は、泥に足を取られて動けなくなる様子を表す「stick in the mud」というフレーズから来ており、つまり「恥ずかしい状態に甘んじている人」という意味です。stick(動詞)は「砂や泥などにしっかりと固定される、動けなくなる」という意味で、古英語に由来しています。

このフレーズは1730年にロンドンの裁判記録に登場し、ジョン・ベイカーという男のあだ名として記されています。彼は他の二人の男と共に、1733年12月にオールド・ベイリーで「トーマス・レイナーという銀細工職人の家を破って侵入し、そこから高価な銀製品を盗んだ」として死刑判決を受けました。

stick-in-the-mud 」に関連する単語

中世英語の stiken は、古英語の stician に由来し、「突き刺す、貫通させる、武器で刺す」といった意味を持っていました。また「埋まったままでいる、固定される、留まる」という意味もあり、これは原始ゲルマン語の *stekanan(「突き刺す、鋭くする、刺す」)から派生しています。この語は古サクソン語の stekan、古フリジア語の steka、オランダ語の stecken、古高ドイツ語の stehhan、現代ドイツ語の stechen(どれも「刺す、突き刺す」の意)とも関連しています。

この語はさらに遡ると、印欧語族の共通祖語(PIE)*steig-(「突き刺す、尖った」の意味)にたどり着きます。この語からは、ラテン語の instigare(「煽り立てる、鼓舞する」)、instinguere(「扇動する、駆り立てる」)、ギリシャ語の stizein(「刺す、貫通させる」)、stigma(「尖った道具でつけた印、刺青」)、古ペルシャ語の tigra-(「鋭い、尖った」)、アヴェスター語の tighri-(「矢」)、リトアニア語の stingu, stigti(「その場に留まる」)、ロシア語の stegati(「キルトする、重ねる」)が派生しています。

語源研究者たちは、この語を *stegh-sting に関連する印欧語族の語根)に結びつけようと試みましたが、Boutkan(2005)はその試みには「形式的な問題があり、関係は不明のままだ」と述べています。

一般的には「物を留まる場所に置く」という意味で、貫通のニュアンスが伴うこともあります。このため、約1300年頃から「心に永遠に留まる」という比喩的な意味も生まれました。「行動を続ける、主張する」といった意味が現れたのは15世紀中頃で、13世紀後半からは「物を固定する、留める」という他動詞の使い方も確認されています。関連語として Stuck(「固定された、留まった」)、sticking(「留まること」)があります。

stick out」(「突き出る、飛び出す」)は1560年代から記録されています。スラングの「stick around」(「留まる、待つ」)は1912年に登場し、1922年には「stick it」(「我慢しろ、耐えろ」といった無礼なアドバイス)が使われるようになりました。「Sticking point」(「妥協できない点、限界」)は1956年から見られます。「Sticking-place」(「物が留まる場所、固定される場所」)は1570年代に登場し、現代の使い方はシェイクスピアの影響を受けたものが多いです。

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