1670年代には「Dalmatia（ダルマチア）に関する」という意味で使われ、名詞としては1580年代に「ダルマチアの住人」を指すようになりました。
この斑点犬の品種が「ダルメシアン」と呼ばれるようになったのは1893年からで、Dalmatian dog（ダルメシアン・ドッグ、1810年）の略称と考えられています。ダルマチアにちなんで名付けられたと思われますが、犬のブリーダーたちはこの犬種にクロアチアの祖先がいるかどうかで議論しています。実際、この犬はエジプトの浮彫やギリシャのフリーズにも描かれているようです。1800年代初頭には馬車犬として人気があり、馬車の横をトロットし、飼い主が不在のときには車両を守っていました（別名のcoach-dogは1792年から確認されています）。最近の消防署でも、*Dalmationと綴ることが多いようです。
THE use to which this beautiful and shewy breed is applied, being so universally known both in Town and Country, needs a bare mention: how long it has been the fashion to keep these dogs, as attendants of the Coach Horse Stable, and as precursors to the Carriage, as if to clear the way and announce its approach, does not appear in our common books of reference on the subject; but the practice may probably be a century or two old, and was doubtless derived from Continental usage. ["The Sportsman's Repository," London, 1831]
この美しく目を引く犬種がどのように使われているかは、町でも田舎でも広く知られているため、簡単に触れるだけで済むでしょう。これらの犬が馬車の馬小屋の番犬や、馬車の先導役として道を清めたり、その到着を知らせたりするために飼われてきたのは、一般的な参考書にはあまり記載がありませんが、おそらく1世紀か2世紀前からの習慣で、間違いなくヨーロッパ大陸の習慣から派生したものと考えられます。 [「The Sportsman's Repository」、ロンドン、1831年]
