「 I.Q. 」の語源

1922年、intelligence quotientの略語として使われるようになりました。これは、1921年にドイツ語のIntelligenz-quotientを翻訳したもので、1912年にドイツの心理学者ウィリアム・L・スターンによって造語されました。

Intelligence is a general capacity of an individual consciously to adjust his thinking to new requirements: it is general mental adaptability to new problems and conditions of life. [Stern, "The Psychological Methods of Testing Intelligence," 1914]

知能とは、個人が新しい要求に対して自分の思考を意識的に調整する一般的な能力です。それは新しい問題や生活の条件に対する一般的な精神的適応力です。[スターン、「知能テストの心理学的方法」、1914年]

それ以前は、i.q.はラテン語のidem quod「同じもの」を意味する略語でした。