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chancel」の意味

教会の祭壇周辺の囲まれた空間; 聖所; 祭壇区域

chancel 」の語源

chancel(n.)

1300年頃、「教会の祭壇周辺にある囲まれた空間」を指す言葉として使われ始めました。これは古フランス語の chancel に由来し、さらに遅いラテン語の cancellus「格子状のもの」、そしてラテン語の cancelli(複数形)「格子、バー」(cancel を参照)から派生しています。この意味は、遅いラテン語で教会の合唱隊と本堂を分ける格子状の構造から、その空間自体を指すように広がりました。

chancel 」に関連する単語

14世紀後半、「線で消す、書かれたものに線を引いて無効にする」という意味で使われるようになったこの言葉は、アングロ・フレンチ語や古フランス語の canceler に由来し、ラテン語の cancellare(「格子状にする」という意味)から来ています。後期ラテン語では特に「書かれたものを線で消す」という意味合いを持つようになり、これは cancelli*cancellus の複数形)から派生したもので、「格子、格子状のもの」を意味しました。これは cancer(「交差した棒、格子」)の縮小形であり、さらに carcer(「監獄」)の変形でもあります(詳しくは incarceration を参照)。

この言葉が比喩的に「(義務などを)無効にする」という意味で使われるようになったのは15世紀中頃です。関連語として、Canceled(または cancelled)、cancelling があります。

12世紀初頭に登場したchauncelerという言葉は、「君主の最高行政官」を意味します。これは古フランス語のchancelier(12世紀)から来ており、さらに遡ると後期ラテン語のcancellarius、「障壁の守り手、秘書、法廷の案内人」といった意味を持つ言葉に由来します。この名称は、彼がバシリカや法廷で格子(ラテン語でcancellus)の後ろで働いていたことから来ています(詳しくはchancelを参照)。

ローマ帝国では、裁判官の座を囲む格子状の手すりの前に立ち、群衆を排除し、入る資格のある者だけを入れる役割を担っていた裁判所の案内人のような存在でした。この役職は、西洋の王国において、請願者と裁判官の間の仲介者として、また公証人や書記として徐々に重要性を増していきました。イングランドでは最終的に、大蔵省の重要な文書をすべて作成し、王の大印の保管者であり、最高裁判官となる役割を担うようになりました。古英語にはcancelerという変形も存在しましたが、これは古北フランス語から来たもので、最終的にはこの中央フランス語の形に取って代わられました。

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    chancel 」の使い方の傾向

    統計グラフは books.google.com/ngrams/ から作成されています。Nグラムは信頼性に欠ける可能性があります。

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