約1300年頃、「curraunt」は「流れている、動いている」といった意味で使われました(現在では古風な表現です)。これは古フランス語の「corant」に由来し、「走っている、生き生きとした、熱心な、素早い」といった意味を持ち、動詞「corre」(走る)の現在分詞形です。さらに遡ると、ラテン語の「currere」(走る、素早く動く)から派生しており、これは人や物が素早く移動する様子を表しています。この言葉の語源はインド・ヨーロッパ祖語の「*kers-」(走る)にたどり着きます。関連する単語に「Currentness」(現在性)があります。
「現在有効である」といった意味での使用は15世紀中頃から見られます。「広く知られている、一般的に報告されている」といった意味は1560年代から、「一般的に合意されている」といった意味は1590年代から、「現在進行中の、今まさに行われている」といった意味は1600年頃から使われています。お金に関して「一人から別の人に移動する」という意味で使われるようになったのは15世紀後半です。「Current events」(時事問題)という表現は1795年から確認されており、「current affairs」(現在の情勢)は1776年には使われていました。