「 fistula 」の語源

「細長い潰瘍」という意味で、14世紀後半に使われ始めました。これはラテン語の fistula（「管」や「潰瘍」を意味する）から来ており、その語源ははっきりしていません。関連語としては、Fistular（管状の）、fistulous（ラテン語では fistulosus、「穴だらけの」や「管状の」を意味する）が挙げられます。

No certain etymology. The best comparison seems to be with festuca "stalk, straw" and maybe ferula "giant fennel" (if from *fesula): the forms of a "pipe" and a "stalk" are similar. The vacillation between fest- and fist- occurs within festuca itself, and might be dialectal, or allophonic within Latin. [de Vaan]

語源は不明ですが、最も適切な比較は festuca（「茎」や「わら」）や、もしかしたら ferula（「ウイキョウ」）かもしれません（もし *fesula から来ているなら）。「管」と「茎」の形が似ているからです。festuca 自体でも fest- と fist- の揺れが見られ、これは方言的なものか、ラテン語内での音変化かもしれません。[de Vaan]