「 idealism 」の語源

1796年に抽象的な形で「現実はアイデアだけで構成されているという信念」を意味するようになりました。これは、形容詞の ideal と接尾辞の -ism を組み合わせたものです。おそらくフランス語の idéalisme をモデルにして作られたのでしょう。「物事を理想的な形で表現する傾向」という意味は1829年から使われています。また、「理想を追求し、真実や純粋さ、正義などの完璧な状態を目指すこと」という意味もあります。

哲学的な文脈では、ドイツの哲学者たちがこの概念をさらに洗練させ、ヘーゲルの absolute（絶対）、フィヒテの subjective（主観的）、シェリングの objective（客観的）、カントの transcendental（超越的）といったさまざまな形に発展させました。

That the glory of this world in the end is appearance leaves the world more glorious, if we feel it is a show of some fuller splendour : but the sensuous curtain is a deception and a cheat, if it hides some colourless movement of atoms, some spectral woof of impalpable abstractions, or unearthly ballet of bloodless categories. Though dragged to such conclusions, we can not embrace them. Our principles may be true, but they are not reality. They no more make that Whole which commands our devotion, than some shredded dissection of human tatters is that warm and breathing beauty of flesh which our hearts found delightful. [F.H. Bradley, "Principles of Logic," 1883]

この世の栄光が最終的には表面的なものであるとしても、それがより豊かな輝きのショーであると感じるなら、世界はより栄光に満ちたものとなります。しかし、感覚的な幕が、無色の原子の動きや、触れられない抽象の織物、あるいは血の通わないカテゴリーの超自然的なバレエを隠しているのなら、それは欺瞞であり詐欺です。たとえそのような結論に引きずり込まれても、私たちはそれを受け入れることはできません。私たちの原則は真実かもしれませんが、それは現実ではありません。それらは、私たちの献身を引きつける全体を作り出すものではなく、人間の切り刻まれた残骸が、私たちの心を魅了した温かく生き生きとした肉の美しさであることはありません。 [F.H. Bradley, "Principles of Logic," 1883]