「 peruke 」の語源

1540年代には「自然な髪の毛」という意味で使われていましたが、これは現在ではほとんど使われていない意味です。この言葉は、15世紀後半のフランス語の perruque に由来し、さらに遡るとイタリア語の perrucca（「頭の髪、かつら」を意味する）から来ています。その語源ははっきりしていませんが、一部の人々はラテン語の pilus（「髪」を意味する）と関係があると考えています。ただし、その音の変化にはかなりの難しさがあると指摘されています [OED]。1560年代からは「かつら、人工の頭髪」という意味で使われるようになり、特に大きく豊かなスタイルのものを指すことが多かったです。periwig と比較してみてください。

About the middle of the sixteenth century wearing the peruke became a fashion. Immense perukes with curls falling upon the shoulders were worn from about 1660 to 1725, and were then succeeded by smaller and more convenient forms, which had also existed contemporaneously with the former. As late as 1825 some old-fashioned people still wore perukes, and a reminiscence of them remains in Great Britain in the wigs of the Lord Chancellor, the Speaker of the House of Commons, judges, barristers, etc. [Century Dictionary]

16世紀半ば頃から、かつらを着用することが流行しました。1660年から1725年にかけては、肩にかかるほどの大きなカールのかつらが流行し、その後はより小さくて便利なスタイルのものが主流になりました。これらの新しいスタイルは、従来のものと同時期に存在していました。1825年頃までには、古風な人々の中にはまだかつらを着用している人もおり、イギリスでは大法官や下院議長、裁判官、弁護士などのかつらにその名残を見ることができます [Century Dictionary]。