「vaccination」の意味
ワクチン接種; 予防接種; ワクチンの投与
「 vaccination 」の語源
vaccination(n.)
1800年、イギリスの医師エドワード・ジェンナー(1749-1823)が広めた技術で、人々に牛痘ウイルス(variolae vaccinae)を注射することで天然痘を予防する「牛痘接種」という行為を指す言葉として使われ始めました。この「ワクチン」という言葉は、1798年に「牛に関する」「牛からの」という意味の形容詞vaccineから来ており、ラテン語のvaccinus(「牛からの」)やvacca(「牛」)に由来していますが、その語源ははっきりしていません。
牛痘に軽い感染をすると、その後天然痘に対して免疫が得られるとされていました。「この用語が他の病気にも使われるようになったのはパスツールのおかげです」とオックスフォード英語辞典も指摘しています。
18世紀初頭のイギリスでは、天然痘の予防法としてvariolation(variola、医学用ラテン語で「天然痘」を意味する言葉から)と呼ばれる接種法が一般的でした。天然痘には、感染者の2%以下を死亡させる軽度のものと、約30%の致死率を持ち、通常は生存者にひどい瘢痕を残し、失明させることもある重度のものの2種類がありました。軽度の天然痘にかかった人は、その後重度のものに対して免疫を持つとされていました。医師たちは、健康な若い患者に軽度の天然痘を意図的に感染させることで、せいぜい軽い症状で済むようにし、より致命的な型に対する免疫を与えていました。ジェンナーの方法は、天然痘に感染させることがなかったため、より安全でした。
「 vaccination 」に関連する単語
「 vaccination 」の使い方の傾向
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