「女性の外陰部」を指すスラングで、1879年には使用されていたが、おそらくそれ以前から存在していた。古ノルド語のpuss「ポケット、 pouch」(低地ドイツ語のpuse「陰核」と比較)から来ている可能性がある。または、「柔らかく、温かく、毛皮のようなもの」という概念から猫の言葉(pussy (n.1)を参照)に由来している可能性もある。フランス語のle chatも同様に、猫と性器の二重の意味を持っている。初期の使用例はpussy (n.1)と区別するのが難しい。例えば:
 The word pussie is now used of a woman [Philip Stubbes, "The Anatomie of Abuses," 1583]
 「pussieという言葉は今や女性を指すために使われている」 [Philip Stubbes, "The Anatomie of Abuses," 1583]
「Puss in a Corner」(1690年、D'Urfeyに帰属)などの歌は明らかに、その言葉の二重の意味を利用して艶書的な効果を狙っている。しかし、Groseや他の初期のスラング辞典にpussyが見られないことは、19世紀後半以前には膣の意味が一般に知られていなかったことを示唆している。また、主流の文学における愛称としての頻繁な使用も、次のように示している:
 "What do you think, pussy?" said her father to Eva. [Harriet Beecher Stowe, "Uncle Tom's Cabin," 1852]
 「あなたはどう思う、pussy?」と彼女の父はエバに言った。[Harriet Beecher Stowe, "Uncle Tom's Cabin," 1852]
Pussy-whipped「女房に尻に敷かれた」は1956年に証明されている(中英語ではcunt-beaten「不感症」の男性を指す、15世紀中頃)。