「 Messier 」の語源

1801年までに、1758年にフランスの天文学者で彗星ハンターのシャルル・メッシエ（1730-1817）が始めた、約100個の星雲、星団、銀河のカタログを指すようになりました。メッシエは、遠くの彗星に似たぼやけた物体を望遠鏡で探している際に、実際には固定された星雲や星団を彗星と誤認してしまったのです。

What caused me to undertake the catalog was the nebula I discovered above the southern horn of Taurus on September 12, 1758, whilst observing the comet of that year. This nebula had such a resemblance to a comet in its form and brightness that I endeavored to find others, so that astronomers would no more confuse these same nebulae with comets just beginning to appear. [Messier, 1800]

私がこのカタログを作成することになったのは、1758年9月12日にその年の彗星を観測している際に、牡牛座の南の角の上に発見した星雲でした。この星雲は形と明るさが彗星に非常に似ていたため、私は他の星雲も探そうと決心しました。そうすれば、天文学者たちはこれらの星雲を新たに現れる彗星と混同することがなくなるだろうと考えたからです。[メッシエ, 1800]

カタログの最初の版は1771年に出版され、より詳細な版は1781年に発表されました。