1300年頃、最初は主にイングランド北部や中部北部の文献で見られ、「力強い、強い」という意味で使われていました。その起源は不明ですが、スカンジナビア語に由来する可能性があります(ノルウェーの方言で「偉大な人」を意味する bugge と比較)。古英語では、同様の意味で micel(much を参照)という言葉が使われていました。
Big は1400年頃から一般的に使われるようになりました。「大きい」という意味は14世紀後半から、「成長した、成熟した」という意味も同時期に見られます。「重要な、影響力のある、力強い」という意味は1400年頃から使われるようになり、「傲慢な、プライドが高い」という意味は1570年代からです。「寛大な」という意味は1913年頃のアメリカの口語表現です。
Big band という音楽スタイルは1926年に登場しました。スラングの big head(「うぬぼれ」)は1850年に記録されています。Big business(「大企業の総称」)は1913年から使われ始めましたが、それ以前は「ビジネスでの利益の多い収入」を意味していました。Big top(「サーカスのメインテント」)は1895年から、Big game(「スポーツハンティングの対象となる大型動物」)は1864年から使われています。Big house(「刑務所」)というアメリカの裏社会のスラングは1915年に証明されており、ロンドンでは1851年に「作業場」を意味していました。金融ジャーナリズムでは、big ticket(「高額商品」)という表現が1956年から使われるようになりました。Big lie(「大嘘」)はヒトラーの grosse Lüge から来ています。