1200年頃、「七つの公定時間に定められた神聖な務め」「公定時間における日々の儀式」を指し、1300年頃には「祈りのために定められた時刻、七つの公定時間の一つ」を意味するようになりました。これは古フランス語のoreやhore(「公定時間」「昼夜の1/12」)から来ており、ラテン語のhora(「時間」)が語源です。詩的には「季節」や「年の時期」を指し、ギリシャ語のhōraは「年、月、日内の限られた時間」を示す言葉でした(原始印欧語の*yor-a-、ルートの*yer-「年、季節」から、詳しくはyearを参照)。
この教会での意味が英語では最も古く、「自然の太陽日の24等分(1回の日の出から次の日の出までの時間)、均等時間」「人工的な昼(日の出から日没まで)または夜の12等分で、季節によって長さが変わる不均等時間、昼夜の特定の時刻」といった意味が14世紀後半に現れました。
中世では、惑星が不均等時間を支配すると考えられていました。16世紀までには、temporary(不均等)時間とsidereal(均等)時間の違いが英語でも見られることがありました。「特定の出来事の時間」「特定の活動の時間」(例:hour of death「死の時刻」)という意味は14世紀半ばに登場しました。
この言葉におけるh-は、ローマ時代から発音されていないにもかかわらず残っています。古英語のtid(文字通り「時間」、tide (n.) 参照)やstund(「時間の単位」「時刻」「時間」)に取って代わり、これらは原始ゲルマン語の*stundo(ドイツ語のStunde「時間」と比較)から来ていますが、その起源は不明です。ドイツ語のUhrもフランス語からの借用です。
ギリシャ語のhoraは「季節」や「特定の季節(春や夏)」を意味することもあり、古典時代には「1日の一部」、例えば朝、夕方、正午、夜などを指すこともありました。ギリシャの天文学者たちは、おそらくバビロニア起源の「昼を12等分する概念」(ヘロドトスに見られる)を借りたのでしょう。夜は4つの見張りに分けられ続けましたが(watch (n.) 参照)、日照時間は年間を通じて変化するため、時間は固定されず均等ではありませんでした。
「1時間で移動できる距離」という距離の単位としての使用は1785年から見られます。At all hours(「いつでも」「常に」)という表現は15世紀初頭に登場しました。small hours(数字が小さい時間帯)についてはwee (adj.)を参照してください。