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wherethrough 」の語源

wherethrough(adv., conj.)

1300年頃、wher-thurgh、「どのようにして、どの手段で、どのように通って」という意味で、where(「どの位置や状況で」という意味)+ throughから派生。

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「一方から他方へ、始めから終わりまで、最終的に」という意味で、中世英語では thurgh という形で使われていました。これは古英語の þurh に由来し、さらに遡ると原始ゲルマン語の *thurx から来ています。この語は古サクソン語の thuru、古フリジア語の thruch、中世オランダ語の dore、現代オランダ語の door、古高ドイツ語の thuruh、現代ドイツ語の durch、ゴート語の þairh(すべて「通り抜ける、貫通する」という意味)と同じ語源です。Watkinsによれば、この語は印欧語族の語根 *tere- (2)「越える、通り抜ける、克服する」に由来しています。

この語が thorough(徹底的な、完全な)と明確に区別されるようになったのは、初期近代英語の時代になってからです。15世紀から18世紀にかけては thro という綴りが一般的でしたが、1839年に改革された綴り thru は主にアメリカで使われるようになりました。

「~までずっと、~を含めて」という意味(例:from January through December)は1798年に確認され、1989年のOEDではアメリカ独特の用法として記録されています。また、be through(終わる、終わった)は15世紀後半から使われるようになり、through and through(完全に、徹底的に)という表現は15世紀初めに登場しました。

「どこで、どこにでも」という意味のこの単語は、中英語の wher から来ており、古英語では hwærhwar と表記されていました。これは「どの場所に」という意味で、原始ゲルマン語の副詞 *hwar(古サクソン語の hwar、古ノルド語の hvar、古フリジア語の hwer、中オランダ語の waer、古高ドイツ語の hwar、現代ドイツ語の wo、ゴート語の hvar も同源です)に由来しています。この語はラテン語の cur に相当し、印欧語族の語根 *kwo-(関係代名詞や疑問代名詞の語幹)から派生しています。

Where it's at という表現は1903年に「本質的な性質」を意味する形で使われ始め、1971年には「中心的な活動の場所」を指すようになりました。

この単語は長い間、多くの前置詞や副詞の複合語に使われてきました。ここに挙げたもの(whereaswhereforewhereabouts など)に加えて、英語にはかつて whereagainstwherehencewhereinsoeverwhereintowheremidwhereoutwhereoverwheresoeverwhereunder、さらには whereuntilwherewhile などの表現も存在していました。

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