「どこで、どこにでも」という意味のこの単語は、中英語の wher から来ており、古英語では hwær や hwar と表記されていました。これは「どの場所に」という意味で、原始ゲルマン語の副詞 *hwar(古サクソン語の hwar、古ノルド語の hvar、古フリジア語の hwer、中オランダ語の waer、古高ドイツ語の hwar、現代ドイツ語の wo、ゴート語の hvar も同源です)に由来しています。この語はラテン語の cur に相当し、印欧語族の語根 *kwo-(関係代名詞や疑問代名詞の語幹)から派生しています。
Where it's at という表現は1903年に「本質的な性質」を意味する形で使われ始め、1971年には「中心的な活動の場所」を指すようになりました。
この単語は長い間、多くの前置詞や副詞の複合語に使われてきました。ここに挙げたもの(whereas、wherefore、whereabouts など)に加えて、英語にはかつて whereagainst、wherehence、whereinsoever、whereinto、wheremid、whereout、whereover、wheresoever、whereunder、さらには whereuntil、wherewhile などの表現も存在していました。