古英語の camb(後のアングリア方言では comb)は、「髪を整えるための歯のある硬い材料の細い帯」を指し、また「家禽の頭に生える肉質のとさか」を意味します(その鋸歯状の形から名付けられました)。さらに、「帽子や兜のとさか」や「蜜蜂の巣」(この場合は honeycomb (n.) を参照)を指すこともあります。これは原始ゲルマン語の *kambaz(古ザクセン語や古高ドイツ語の camb、現代ドイツ語の Kamm、中オランダ語の cam、現代オランダ語の kam、古ノルド語の kambr などが同源です)から派生したもので、文字通り「歯のある物」を意味します。これは印欧語族の *gombhos に由来し、さらに *gembh-(「歯」や「爪」を意味する語根)から来ています。
1300年頃からは羊毛を梳くための道具として使われるようになりました(おそらくそれ以前から。Comber という姓は1200年頃に見られます)。Comb-paper(1866年)は、主にくしを使って模様を作り出すマーブル紙のことを指します。