「アイスジンドリンクを tall glass(背の高いグラス)で提供するもの」(Collins glassと呼ばれる)、1940年、アメリカ英語。これより前にはTom Collins(1878年頃)、さらにその前にはJohn Collins(1865年頃)という名称が使われていました。
飲料史家のデイビッド・ウォンドリッチによれば、ジョン・コリンズという名前は、チャールズとフランク・シェリダン兄弟が作った詩に由来していると言われています。その詩は「リマーズのヘッドウェイター、コンデュイット街とハノーバー広場の角にいる男」について描かれているそうです。一方、トム・コリンズという名前のバリエーションは、当時流行していたいたずらと混同された結果のようです。このいたずらでは、「トム・コリンズという男が君を侮辱した」と言われた被害者が、その実在しない人物を探しに行かされるというものでした。また、この名前は、飲み物に使われるジンのスタイルを指す「オールド・トム」(Old Tom)から影響を受けた可能性もあります。
1940年代初頭に人気を博しましたが、当時のバーテンダーたちは、これがジン以外のものを基にしているとは考えられないと主張していました。コリンズという姓は12世紀から見られ、男性の固有名詞から派生したもので、Colという愛称形、さらにはNicholas(ニコラス)の愛称形から来ていると考えられています(Colinと比較)。