15世紀初頭、「防御、弁明」という意味で使われるようになりました。この言葉は、後期ラテン語の apologia に由来し、さらに遡るとギリシャ語の apologia、「弁護のための演説」を意味する言葉から来ています。これは apologeisthai、「自分を弁護して話す」という動詞から派生し、最終的には apologos、「物語や説明」を意味する名詞に結びつきます。この語は apo(「離れて、離脱して」、apo- を参照)と logos(「言葉、話」、Logos を参照)から構成されています。
古典ギリシャ語では、「よく考えられた返答、つまり告発に対する『理にかなった反論』」を指し、ソクラテスの弁明などがその例です。英語における最初の意味は「自己弁護」でしたが、次第に「行った過ちに対する率直な謝罪」という意味も持つようになり、1590年代にはこの用法が確認されています。しかし、この意味が主流になるのは18世紀以降です。サミュエル・ジョンソンの辞書では「防御、弁解」と定義されており、さらに「Apology は一般に弁護よりも弁解を意味し、過ちを軽減することを目的とし、無実を証明することにはあまり向かない」と説明しています。この説明は、意味の変遷を示唆しているかもしれません。古い意味はその後、ラテン語の apologia(1784年)とともに使われるようになり、この言葉は初期のキリスト教文書で信仰を守るための弁明として知られていました。