「evil」の意味
「 evil 」の語源
evil(adj.)
古英語の yfel(ケント州方言では evel)は、「悪い、邪悪な、病的な、悪意のある」という意味です。これは原始ゲルマン語の *ubilaz(古ザクセン語の ubil、古フリジア語や中世オランダ語の evel、オランダ語の euvel、古高ドイツ語の ubil、ドイツ語の übel、ゴート語の ubils にも見られます)に由来し、さらに遡るとインド・ヨーロッパ語の *upelo-、そして語根 *wap-「悪い、邪悪な」(ヒッタイト語の huwapp-「邪悪な」も同様)から派生しています。
古英語や他の古いゲルマン語(スカンジナビア語を除く)では、この言葉が最も幅広い意味での「不快感」や「嫌悪感」、さらには「軽蔑」を表す形容詞として使われていました [OED]。アングロ・サクソン人は、私たちが bad(悪い)、cruel(残酷な)、unskillful(不器用な)、defective(欠陥のある)などの形容詞や、harm(害)、crime(犯罪)、misfortune(不運)、disease(病気)といった名詞で表現する場面で、この evil を用いていました。中英語になると、bad がより多様な意味を持つようになり、evil は道徳的な「悪」を特に指すように変化しました。両者の対義語は good(良い)です。Evil-favored(1520年代)は「醜い」という意味でした。Evilchild という英語の姓は13世紀に見られます。
副詞としての古英語は yfele で、もともとは「言葉や発言が悪い」といった意味でした。また名詞としても使われ、「悪いもの」「罪や邪悪さ」「道徳的または物理的に傷害を引き起こすもの」を指しました。特に病気や疾患を指すことが多く、1200年頃からその傾向が強まりました。「極端な道徳的邪悪」という意味も古英語の名詞の一つの解釈でしたが、現代英語での主要な意味として定着したのは18世紀になってからです。
中英語では名詞としても evilty が使われました。関連語としては Evilly があります。Evil eye(ラテン語の oculus malus)は古英語で eage yfel と呼ばれていました。また、evil twin(「悪い双子」)という冗談めいた表現が、1986年のアメリカ英語で使われるようになったのは、古代の神話に見られるモチーフから来ているものです。
evil(n.)
「怪我を引き起こすもの、害を及ぼすものまたは害を及ぼす可能性のあるもの、病気や疾患、道徳や正義の基準に反する行為」、古英語 yfel(evil (adj.) を参照)。
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