約1200年頃から、partenという言葉は「出発する、離れる」という意味で使われ始めました。13世紀後半には「物や人を分ける、離す」という意味も持つようになり、これは古フランス語のpartir(10世紀)から来ており、さらに遡るとラテン語のpartireまたはpartiri(「分ける、分配する、分裂させる」といった意味)に由来します。これらはすべて、pars(「一部、断片、分け前」といった意味)から派生しており、さらに古代インド・ヨーロッパ語の語根*pere- (2) (「与える、分配する」)に繋がっています。
「何かを分ける」、特に「切ったり裂いたりして分ける」という意味は約1300年頃から見られます。また「何かを他の人と分け合う」という意味は14世紀初頭から。人に関しては「お互いに離れる」という意味で使われるようになったのも14世紀初頭で、さらに「人を引き離す、介在して分ける」という自動詞的な使い方もありました。「離れ離れになる」という自動詞的な意味は14世紀初頭から、また「分かれる、切り離される」という意味は1570年代から確認されています。髪の毛を分ける、または分け目から髪をとかすという意味は1610年代から証明されています。関連語として、Parted(分けられた)、parting(分け目、別れ)が挙げられます。
「part with」(手放す、譲る)という表現は1580年代から使われ始めましたが、以前は「共に分け合う」という意味(13世紀中頃)でした。