中英語の folden、「曲げる、頭を下げる」という意味は、古英語の faldan(マーシア方言)、fealdan(ウェセックス方言)から来ています。この単語は他動詞で、「布を自分自身に折り返す、包む、巻き上げる」といった意味を持ち、強変化動詞の第VII類に分類されます。過去形は feold、過去分詞形は fealden です。語源は原始ゲルマン語の *falthan、*faldan で、これらは中オランダ語の vouden、オランダ語の vouwen、古ノルド語の falda、中低ドイツ語の volden、古高ドイツ語の faldan、ドイツ語の falten、ゴート語の falþan などと同根です。Watkinsによれば、これは印欧語の *pol-to- から派生したもので、語根 *pel- (2)「折る」に接尾辞が付いた形です。
腕を折り曲げるという意味は、古英語の後期から見られます。この単語が自動詞として「自分自身に折り重なる」という意味を持つようになったのは1300年頃(主に身体に対して使われる)。それ以前には「崩れる、失敗する」という意味(13世紀中頃)がありました。また、14世紀後期からは「圧力に屈する」という意味も登場しました。15世紀からは弱変化が発展し、関連語として Folded(折りたたまれた)、folding(折りたたむこと)が生まれました。Folding-table(折りたたみ式のテーブル)は14世紀後期に確認されています。