「6番目の次、7つのうちの最後のもの、全体が7つの等しい部分に分けられる際の1つ」といった意味で、1300年頃に新たに作られた言葉です。これは、seven(7)に-th(-番目)を付けたものです。
この言葉は、古英語のsevendeやseveth(方言によってはseofundaやseofoþa)から置き換えられました。これらはすべて、原始ゲルマン語の*sebundonや*sebunthonに由来し、古ノルド語のsjaundi、デンマーク語のsyvende、古フリジア語のsigunda、古ザクセン語のsivondo、古高ドイツ語のsibunto、現代ドイツ語のsiebenteやsiebteも同じ語源です。これらはすべて、*sebun(7)から来ています。サンスクリット語のseptatha(第7の)と比較できます。
中英語では、niendやninde(第9の)という言葉もあり、これは古英語のnigende(第9の)から来ています。また、中英語のtendeやtiende(第10の)も同様で、古ノルド語のtiundi、古フリジア語のtianda、古ザクセン語のtehandoに関連しています。
この言葉は、古英語後期から名詞としても使われ始めました。「6番目の次に来る(人、時間など)」という意味で、1550年代には「全体を7つの等しい部分に分けたときの1つ」という意味でも使われるようになりました。関連語としては、中英語のSeventhly(第7に)が挙げられます。
音楽用語としては、1590年代に「与えられた音の7度上または下の音」や「ある音とその7度上の音との間の音程」を指すようになりました。
All kinds of sevenths are classed as dissonances, the minor seventh being the most beautiful and the most useful of dissonant intervals. The seventh produced by taking two octaves downward from the sixth harmonic of the given tone is sometimes called the natural seventh; it is sometimes used in vocal music, and on instruments, like the violin, whose intonation is not fixed. [Century Dictionary]
さまざまな7度音はすべて不協和音として分類されますが、短7度が最も美しく、最も有用な不協和音音程とされています。与えられた音の6次倍音から2オクターブ下げた音が生じる7度音は、時にnatural seventh(自然7度)と呼ばれ、声楽や、音程が固定されていない楽器(バイオリンなど)で使われることがあります。[Century Dictionary]
Seventh-day(第7日)は、1680年代にクエーカー教徒による非宗教的な曜日名の中で「土曜日」を指すようになりました。また、ユダヤ教の安息日としての土曜日を指すことから、Seventh-Day Adventist(第7日再臨派、1860年頃)などの表現も生まれました。