「-th」の意味
「 -th 」の語源
-th(1)
この語尾は序数詞を作るためのもので、例えば fourth(4番目)、tenth(10番目)などです。古英語では -ða と表記され、原始ゲルマン語の *-tha- に由来しています。これに類似する形はゴシック語の -da や -ta、古高ドイツ語の -do や -to、古ノルド語の -di や -ti にも見られます。さらに遡ると、インド・ヨーロッパ語族の *-to-、または *-eto-、*-oto- という接尾辞があり、これは「基盤の概念の達成を示す形容詞」を形成する役割を持っていました(出典: Watkins)。
この語尾はサンスクリット語の thah、ギリシャ語の -tos、ラテン語の -tus などとも関連しています。また、サンスクリット語の ta-、リトアニア語や古教会スラヴ語の to、ギリシャ語の to(「その」)、ラテン語の talis(「そのような」)なども同じ語源を持ちます。さらに、ギリシャ語の tēlikos(「そんなに古い、そんな年齢の」)、古教会スラヴ語の toli(「そんなに、そんな程度に」)、toliku(「そんなに多く」)、ロシア語の toliko(「ただそれだけ」)なども関連語として挙げられます。また、-ed も参考にしてください。
物理学者たちは1896年までに zeroth(ゼロ番目)という言葉を作り出しました。これは関数を説明する際に「最初の前に来るもの」という意味で使われました。
-th(2)
これは、動詞や形容詞から名詞を作る接尾辞で、特に行動、状態、または性質を表します。例えば、birth(誕生)、bath(入浴)、depth(深さ)、death(死)、growth(成長)、strength(強さ)、truth(真実)、math(数学・数学の略語)などが挙げられます。この接尾辞は古英語の-ðuや-ðに由来し、さらに遡ると原始ゲルマン語の*-ithoから来ています。同じような形の接尾辞は古ノルド語の-þ、古高ドイツ語の-ida、ゴート語の-iþaなどに見られます。これらは抽象名詞を作る接尾辞で、さらに遡ると印欧語族の*-itaが起源とされています。このルーツを持つ言葉には、サンスクリット語の-tati-(例:sukhatati「幸福」)、ギリシャ語の-tet-、ラテン語の-tati-(例:libertatem「自由」)などがあります。時には英語では-tに短縮されることもあり、特に-h-の後(例:height「高さ」)で見られます。
この接尾辞はかつてはもっと一般的で、中英語ではstilþe(「静寂」)、wrengthe(「不正直さ、歪み」)などの例がありました(それぞれ1200年頃、1300年頃)。近世以降は新しい造語にも使われることが多く、例えば17世紀のswelth(「膨らみ」)や、ラスキンのillth(「病い」)などがその例です。
「 -th 」に関連する単語
「-th」を共有する
翻訳はAIによって生成されました。元のページをクリックしてください: Etymology, origin and meaning of -th