13世紀半ばには、worthiという言葉が「重要な、良い、価値のある」といった意味で使われていました。1300年頃には「尊敬に値する」という意味も持ち、これは名詞のworth(価値)と接尾辞の-y(2)から派生しています。また、中世英語では「大きな金銭的価値を持つ」という意味でも使われることがありました。
「十分な重要性を持つ」という意味から、13世紀にはさまざまな複合語(seaworthy「航海に適した」、love-worthy「愛されるべき」など)で広く使われるようになりました。
14世紀後半からは名詞としても使われるようになり、「卓越した価値を持つ人」という意味で特に有名なのがNine Worthies(九人の価値ある者たち)です。これは歴史や伝説に名を刻んだ英雄たち、すなわちヨシュア、ダビデ、ユダ・マカバイ、ヘクトル、アレクサンダー大王、ジュリアス・シーザー、アーサー王、シャルルマーニュ、ゴドフロワ・ド・ブイヨンのことを指します。彼らは三人のユダヤ人、三人の異教徒、三人のキリスト教徒から成っています。
関連語としては、Worthily(価値ある方法で)、worthiness(価値、尊さ)があります。古英語のworthful(weorþful)は「価値のある、貴重な」や「栄光のある、尊敬される」という意味でしたが、初期中英語の段階でほとんど使われなくなりました。