約1400年頃、seuverという言葉が登場しました。これは「排水のための導水路、溝、または水路」を意味し、主に表面水や湿地帯の排水に使われました。この言葉はアングロ・フランス語のsewere(14世紀初頭)や、古ノルマン語のsewiere(13世紀)から来ており、元々は「池から水を流すもの」、つまり「水を流す何か」という意味でした。13世紀後半からは人名にも見られ、例えばRobertus Atte Suorのように使われました。また、アングロ・ラテン語のseweraやsueraとも関連があります。これらはガロ・ローマ語の短縮形*exaquaria(古フランス語のesseveurの語源)から派生しており、ラテン語のex(「外へ」、ex-を参照)と、aquaria(女性形のaquarius「水に関する」)から来ています。aquariusはaqua(「水」)から派生しており、これは印欧語根*akwa-(「水」)に由来します。形の変遷については、ラテン語のaquariusから派生したewerと比較してください。
1600年頃からは「廃水の地下通路」という意味が生まれ、特に「公共の排水溝」や「廃水を流すために作られた導水路や運河」を指すようになりました。この比喩的な使い方は1640年代から見られます。Sewer rat(下水道のネズミ)、つまり下水道に生息する一般的な褐色ネズミという表現は1861年に登場しました。