12世紀中頃、「戦闘で軍隊の集結地点として役立つように戦場で表示される独特の旗や他の目立つ物体」の意味で、古フランス語のestandart「軍旗、バナー」(アングロフランス語のestandard)の短縮形および中世ラテン語のstandardumに部分的に由来。
Barnhart、Watkins らによれば、これらはおそらくフランク語の*standhard、「堅く立ち続ける」から来ており、記録されていないフランク語の単語の複合語で、stand (v.) と hard (adj.) に類似。旗が竿や槍に固定され、地面に刺さって直立するため、そう呼ばれたと考えられる。
もう一つの説[OEDなど]はこれを民間語源と呼び、古フランス語の単語をestendre「伸ばす」、ラテン語のextendere(extendを参照)に結びつけている。
いくつかの意味(「直立したポール」のような、15世紀中頃)は、stand (v.) からの影響を受けているように見えるが、もしそうでない場合もある。中英語では、立っているさまざまな物体:ポール、高い切り株、燭台、塔などに使用された。
他の現代ゲルマン語族の類似語もフランス語やイタリア語から来ている。同義的な意味でのStandard-bearerは1560年代から(字義通りの意味は15世紀中頃から)。